日経平均はダウとドル円によって決められている。
個々の企業業績やGDPなどは無関係なことが多い。
それは輸出企業の多い日経225にはドル円で収益も
決められる部分が多いからだろう。
また米国ADR銘柄も多く米国上場企業とも云える。
同じドルの株価なら円高になれば、割高になるから
売られることになる
ドルのADRをドル円で÷のですから円高なら「割高」になる。
米国FRB高官の「利上げが近い」の口先加入で111円後半まで
一時は円安が進んだが雇用統計のサプライズの悪化で6月はおろか
7月の利上げ確率もさがり一気に円高に進んで106円台になり、
その調整が入り6月6日現在は107円台前半。
今度は日銀の番ですが、G7の約束と「マイナス金利」の評判が
悪く日銀は苦悩している。また量的緩和は「出尽くし感」に
なると云われているので、逆に円高の可能性もある。
また英国がEU離脱することになるとユーロが売られ(クロス円高)
ドル円もリスクオンで買われると予想されている。
消費税アップの延期も景気を刺激するはずも無く現状維持の個人消費低迷が
続くだろう。企業の設備投資も同様でしょう。
このまま110円以下のドル円が続くと仮定すると企業の減益が広がることになる。
日本のデフレは政治家・官僚の生活臭のない人たちの「上から目線」では
解決できない。・消費税3%にダウンくらいの荒治療が必要です。
つまり安倍首相のような「お坊ちゃま」でなく田中角栄的に
庶民の生活を知る人が「大鉈」を揮わないと難しいと思います。
現在、企業は内部留保を溜め込み不景気に備えています。
そして設備投資は、海外に作っています。
もし東京が海外と戦える法人税にしたらアジアNO1になると
云われていますが、インフラ・安全・食事事情等。東京は
多くの外国企業・外貨を引き付けることができます。
本当は「どちらが得」を考えてもらいたいと思います。
この部分において官僚任せの政治家でも無理。
ピータードラッガーが、日本はまた経済NO1になると
予言して亡くなりましたが、いつの日か予言が当たる日が来るのか。
オリンピックまでに復活しないと、先進国の後進国になるのか心配です。
つらつら現状を見ると日経は15000円に落ちていくと思います。
ドル円が100円。
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