2018年入りから3週間、米国市場は3週連続陽線の上昇
日経225先物は1週上昇後に24000円を取ったが瞬間で2週は横ばい。
下は日経225先物の週足チャート
この日米の株価の差はドル円が作っているとも云える。
ドル円は米国10年債の利回りが急上昇にも関わらず下落して金利差離れになっている。
来週の状況判断としては、底堅いが日経225先物が上昇するにはドル円の安定か上昇が
必要。そうでないと揉み合い相場。これにNY市場の行方が加味される。
NY市場の株式の指標は過熱の一途で「何時大きな調整」があってもおかしくないが、キッカケが
必要だろう。歴史的PERからはバブルそのものだからです。そしてまだバブルの収まる気配はない。
バブルの特報は上昇事態が材料で「乗り遅れるな」「降りたら後悔して再参加」
ビットコインはPERのようなものがなく乱高下しているが1000万円でも100円でも「あり得る」
チューリップバブルの時は球根ひとつで家が買えたらしい。仮想通貨も1万倍とかの数字です。
私は2017年に大きな調整(PERからの調整)を予想していましたが「大外れ」
今までのS&P500のPERは18倍を超えると「近い将来に大きな調整」でしたが、今回の
バブルはドットコムバブルのようにPERで測れない高騰です。
現在は米国3指標の予想PREまで20倍を越えています。
ちなみに日経225は15倍台ですから日経225が米国並の20倍に合わせたら
ドル円の位置にもよりますが✛30%で30000円以上になる。
米国だけでなく世界的に株式バブルになるなら出遅れと云える。
残念ながら逆に米国が大幅調整なら日経225も大幅調整が避けられなのが現実。
1月4週のオプション戦略としては日経225先物は底堅いが上昇は未定でしょうか。
ダウが調整しない限り日経225先物は24000円台に行くと思うがドル円が落ち着いてからか。
ボラは高くもなく低くもない数字です。
SQまでは3週間とタップリ。
上昇か揉み合い相場ならプットショート系の戦略がコールロング戦略より有利です。
コールボラが上昇ならカバコも視野に入れてもいいだろう。
相場には上昇・下落・持ち合いがあるが、
オプション戦略としては3つの内1つを消すことがリスクテイクになります。
今回のプットショート戦略は下落確率が低く持ち合い若しくは上昇想定になります。
5%会の短期スプレッドは日々の状況想定から、1つのリスクテイクを取りほぼ毎日
新規のスプレッドを紹介しています。
持ち合いはないだろうの時はロングストラングル
本日の上昇はないだろうの時はコールレシオ
SQまでの時期やボラでカレンダーやクレジットなどリスクテイクは変化します。
長期スプレッドはまだNYのバブル相場は終わっていない、日経225はまだバブルになっていない
事から上昇期待のスプレッドがメインになっている。