●ボラティリティー
ヒストリカル・ボラティリティとインプライド・ボラティリティがある。ヒストリカル・ボラティリティは過去の継続的な価格変動を平均化することによって算出される。また、インプライド・ボラティリティはオプションの最新の価格を元に算出される。
オプションでは、このインプライド・ボラティリティの方を重視する。
●デルタ
原資産(日経先物)の価格変動に対する、オプション価格の変動率。通常、0〜1までの数字で表される。
●ガンマ
原資産の価格変動に対する、デルタの変動率。ガンマの詳しい説明
●タイムディケイ
時間的価値は目減りし、納会日の10日ほど前から、コールの時間的価値は急激に減少する。オプションの売り戦略はこれを狙う。SQの10日前から売りで参加すると勝率が、かなり高い。
●ベガ(カッパ)
インプライド・ボラティリティの変動に対する、オプション価格の感応度。常に負の値で表され、数値は1日ごとに減少する実際のオプション価格を表す。
ベガ=オプション価格の変化額÷ボラティリティの変化幅
●デルタニュートラル
売買ポジション全体のデルタをゼロに近づけることで、原資産の価格変動に対して中立的な損益が生まれるようにする。このようなポジションデルタ・ニュートラルと呼ぶ。