日米ともに市場開設以来の低ボラの記録を更新しました。
株は破産の芽が無い限り最低のレベルが来て底打ちします。
日本のボラティリティ(IV)もコールが10%と思っていましたが
今回は8%半ばまで下落で驚かされ予想が外れています。
「ボラの上昇で利益になるポジション」です。
俗にボラを買うスプレッドで勝てなかった!!
7月28日金曜日に大きく跳ねたのですがダウの上昇で半減してしまいました。
米国では1桁のVIX連続記録がストップして11%まで上昇しましたが日本同様に
ダウの上昇で10%台の下に下落。
8月のボラは??
相場と同様に解りませんが、相場の予想より簡単ですね。
SQまでには、今より盛っている確率が高い。確実ではありませんが
相場上昇確率(下落確率)より圧倒的に高いと思います。
ボラが低いときは変動確率が低いのでロングしても儲からない確率ですが、
動いたときには大きく儲かります。逆に動かないからとセータ狙いの
ショートは勝率は高くてもリスクは通常の数倍になります。
元々ショートの勝率は80%を越えています。それが90%になったとしても
利益率は低ボラの為に半分以下。そしてリスクは倍では採算が合わない。
最も健全な手法は「見送り」です。
日経225先物の持ち合い相場が終了して離れを見るとボラも急上昇します
しかも、低ボラの反動もあるはずです(オプションショートの踏み上げ)
オプショントレーダーにとって難しい局面。だから見送る勇気も必要。
何時か動くので動いてから参入よりはボラが低いことはリスクが少ないこと
ですから、それも一理ありでしょう。個人の性格が出る場面でもある。
いずれにしても大金は賭けるときではないでしょう。
最悪でも9月中までには、確実に相場は大きく動くと私は思います。
8月にダウがじり高していれば大きく下落し、8月に調整になれば、
日経225先物はダウ次第ですが
大きく反発か下落の道と思います。どちらもボラは上昇するでしょう。
いまはリスクを取らないで短期で勝負するかリスクの少ないスプレッドを
少額で賭けるときでしょう。早めに仕掛けたいならカレンダーがいいと思います。
多数の人々と反対の売買をすると勝てるのが相場の一般解です。
閑散に売りなし。今は閑散続きです。上昇前の諺です。
ドル円は、ほとんどのエコノミスト予想を裏切って下落。
相場の難しさを感じさせます。
はたして日経225先物のエコノミストの予想は?
やはり反対に動く確率が高いことは歴史が証明している。