日経が高値を取った2月16日 30714円
この時のドル建て日経は289.75ドルだ。
現在は30200円、ドル円を110円とすれば
274.5ドルで15ドルも低い。
ドル建ても高値を取るためには32000円(割る110=191ドル)が必要になる。
外資のドル建て日経を見ている目からは、2月高値には遠い。
その辺の兼ね合いから9月の年度代わりから日経の「押し目買い」が
大量に入ったとも思える。
2月と言えば米国S&P500が4000以下の時で現在は4400と10%高い。
米国に並ぶとは思えないが並んだ計算値はドル円110円なら
32000円×110%=35200円になる。
しかしながらPER16.2で35200円ですからS&P500のPERより低い。
つまり100%ありえない数字ではないことになる。
日本の成長率は米国の半分以下と思えば割り引いて32000円で追いついた感じだろう。
オプション戦略は1ヶ月単位ですから長期の見通しはあまり役に立たないが
上昇傾向を見込んで戦略を立てた方がいいだろうと思う。
コールレシオならデルタニュートラル近くにしてセータ取る
プットレシオもロングとショートを離して大きな枚数をレシオが報われそうである。
9月か10月に大きな波乱が予想されているので、プットレシオはFOMC後の動きを見てからが
安全でしょう。仮に暴落ボラアップの局面があれば絶好のプットショートレシオのチャンスだ。
ボラが上昇すると暴落後に1000円差の1:2レシオでプレミア受け取りが組める。
長期に32000円に行くと予想してもコールロングで勝てる保証はない。
11月限12月限のコールデビットでも組んでセータ負けを防げば
いい思いもできるかもしれないが、流動性がないので安いときに組まないとならない
現在のようにコールのボラの高いときはダメでは剥げを待つべきときだ。