ウォール街ではFEDに逆らう市場が、上昇過熱感を出している。
買気の強さは雇用統計で「下落材料」に対して
下落の1時間後から反転して24:30には高値にまで。
さすがに上げ過ぎからダウは▼300ドル程下落して引けた。
日経も同様な動きでしたが、ドル円が2.5円も上昇したために
高値からの調整が小さかった。
もちろんドル円がなければ27300円前後だったはず。
このことから、来週の日経はNY市場プラスしてドル円の変化率がかかわる。
今のドル円のエンジンは米国債券金利だ。
金利上昇はナス下落と円安をもたらす。
金利下落はナス上昇と円高をもたらす。
金利とナスが相関しないケースも多々あるが、その時に
日経は大きく動く。
金利上昇なのにナス上昇
金利低下なのにナス下落
双方とも頻繁に起きる事象だ。
ナスは短期上昇から調整が出やすい
ドル円はチャートからは上模様だが、日銀人事待ちから上昇に限界。
雇用統計結果から米10年債金利は上昇継続の気配ですから
ナスは下値模索、ドル円は上値模索
この状況下で日経は外資にSQ週に上に下に振られる。
必ずのように騙し下げ,騙し上げを見ると思う。
暴落には騙しが必要ですから米株の200日線突破はいい材料
年内2回利下げを見込む金融市場は
FEDに逆らった咎を受ける可能性がある。
雇用統計を知って会見に臨んだパウエル議長だ。